2011年3月に起こった福島第一原発の事故に起因する水の放射性物質の汚染について、多くの方が不安を抱えていることと思います。
水の安全を確保するために一番に思いつくのが浄水器ですが、そもそも一般的な家庭用浄水器は放射性物質除去の目的では作られていないのです。
少し詳しく解説すると、一般的な浄水器は、活性炭フィルターや中空糸膜フィルターによって残留塩素や鉛、トリハロメタン、大腸菌などの有害物質を除去しますが、放射性物質は水に溶けたとき、分子ではなくイオンとして存在するため、従来の方法では除去効果が期待できないということです。
つまり、ブリタ、メイスイ、クリンスイ、トレビーノなど、よく知られる浄水器メーカーのいずれも、放射性物質の除去に関しては「不明」もしくは「除去できない」と公表せざるを得ない現状です。
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現在、放射性物質除去効果に注目が高まっているのが「逆浸透膜」を使用した浄水器です。逆浸透膜は、もともと海水を真水にする試みから開発された技術で、非常に細かい穴のあいた膜を通すことで、水から「純水」を取りだすしくみになっています。
放射性ヨウ素131やセシウム137の微細粒の直径は約0.01~10ミクロンと言われていますが、逆浸透膜の孔は、水分子の大きさ(約0.0003ミクロン)以下なので、塩素や鉛などの有害物質はもちろん、放射性物質も通ることができないのです。
放射性物質の直径(大きい) > 逆浸透膜の孔の直径(小さい)
つまり、逆浸透膜(RO)を採用した浄水器は、いま「放射性物質を除去」がもっとも期待できる浄水器です。
実は、従来のフィルターで放射性物質除去テストをクリアできている製品もあります。
たとえば、日本クリーンシステム株式会社のセントラル浄水器「光水」は、活性炭フィルターの中でも密度が高い繊維状活性炭を使用。そのため、放射性ヨウ素(I-131)に関して除去を確認できたというテスト結果がホームページに公表されています。
セントラル浄水器は、家中全ての蛇口から浄水を利用できるので、入浴のお湯も洗顔の水も安心です。いっぽう、逆浸透膜(RO)式浄水器は、放射性物質の除去効果は認められているものの、ろ過速度が遅く水量も少ないという側面があります。
放射性物資除去テストをクリアしたセントラル浄水器を普段使用し、直接口に入れる水については逆浸透膜式の浄水器を使用する…というように、併用する方法なら、もっとも効率的に安全度の高い水を手に入れられると言えます。
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このサイトでは、水道水に混入している可能性のある放射性物質やその危険性、またそれらを除去できる浄水器についてリサーチした結果を掲載しています。
実際に放射性物質除去テストをクリアした浄水器について、各メーカーの特徴を比較し、総合的なお勧め浄水器を紹介していますので、みなさまの参考になれば幸いです。
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水道水と放射性物質に関する覚え書き